Tuesday, July 31, 2012

きらくめくビー玉のお菓子です。

本日ご紹介するのは、『びーどろ玉』。
今夏、初めて季節の生菓子として店頭に並びます。


                                                  styling : misa nishizaki / photo : kousuke tamura
透き通った琥珀羹の中に煉切製のビー玉が浮かぶ遊び心あふれる意匠は、涼感とともに
ビー玉が持つきらめきを感じさせます。


デザインは「ミントデザインズ」。
服をひとつのプロダクトデザインとして提案するアパレルブランドです。


『びーどろ玉』は、2009年の第9回「東京発 日本ファッション・ウィーク」(JFW in Tokyo)
にあわせて、ミントデザインズの創立者でありデザイナーでもある、勝井北斗氏と
八木奈央氏とともにおつくりした生菓子です。
「透明感がある中にビー玉が浮いている」デザイン画をもとに、とらやの製造担当者が
素材や製法を考え仕上げました。


2009年に、JFW in Tokyoにあわせて東京ミッドタウン店で限定販売したときには、
『びーどろ玉』目指してご来店いただくなど、皆さまからご好評をいただきました。

21世紀に誕生したアパレルブランドと、16世紀から続く菓子屋が出会いできあがった、
鮮やかな生菓子を、ぜひこの機会にお召し上がりください。

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琥珀製 『びーどろ玉』
   価格:420円(税込)
   販売期間:2012年8月1日(水)~15日(水)
   販売店:生菓子取扱店 ※御殿場店を除く
                    * 数に限りがございます。
                      お求めの際にはご予約をお勧めします。
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Thursday, July 26, 2012

「青柚」


いよいよ夏本番。
二十四節気では大暑(7月23日)となり、これから8月6日(立秋の前日)までが
もっとも厳しい暑さが続く頃とされます。

今日は、7月から収穫される「青柚(あおゆ)」を使った季節の羊羹をご紹介します。






















一般に、「柚子」と聞くと晩秋や冬至をイメージすることが多いかと思いますが、
7月から収穫される柚子は「青柚」と呼ばれ、夏に向けて徐々に大きく育ちながら
緑の鮮やかさが増していきます。
季節の羊羹 中形『青柚の香』は、蜜漬けし細かく刻んだ果皮を入れた緑の煉羊羹と、
秋に熟した黄柚子を加えた黄色の煉羊羹を重ねておつくりしています。


「青柚」を使った、珍しい菓子です。
爽やかな酸味ある味わいを、ぜひお試しください。


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『青柚の香』
   価格:1本1,953円(税込)
   販売期間:7月下旬~8月下旬
   サイズ:18.7×5.5×3.2㎝
   NET:390g
   販売店:全店オンラインショップ
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Monday, July 23, 2012

虎屋 和菓子オートクチュール:四季の菓子

私たちが暮らす日本は、四季の美しさに恵まれています。
今日のブログは、和菓子オートクチュールに携わる私たちが、忙しく日々を過ごす中で
忘れがちな、季節の移ろいや自然の魅力を再認識したご注文を紹介いたします。





                                         左上から時計回りに、春夏秋冬を表わしています。

お客様のご要望は、「お嬢様の誕生日を祝福するために、春夏秋冬を1つの菓子の中に
表現したものをつくりたい」というものでした。
お客様が描いてくださった菓子のスケッチをもとに、和菓子オートクチュールの担当者が
その材料や製法を考え、写真の菓子が完成しました。

ご家族の皆さまで、ひとつの和菓子を切り分けてお召し上がりいただくために、
通常おつくりしている生菓子の16倍もの大きさの中に、お客様と私たち担当者の思いを込めました。

下の写真をご覧ください。
煉羊羹の土台の上に、四季それぞれに異なる素材と製法でおつくりした菓子は、
部分によって味の変化をお楽しみいただけます。


《春》
卵羹製#1桜の花びらを、吉野羹#2に浮かべておつくりしました。
吉野羹は、葛をつかった製法であることから、葛の代表的な産地である奈良県吉野地方の吉野をとり、吉野羹といわれています。
製法の異なる煉切製#3の桜の花びらを吉野羹の上に散らすことにより、夜桜を立体的に表現しました。
 #1卵羹製・・・ 卵白を泡立てメレンゲ状にした中に煉羊羹を加えて固めたもの。
 #2吉野羹・・・ 寒天を溶かし、白双糖を加え煮詰め、水飴を加えたもの(琥珀液)に葛粉を加え、固めたもの。
                 白双糖とは結晶が大きく、糖分が100%近い純粋な砂糖。
 #3煉切・・・   餡に求肥または薯蕷を混ぜて蒸した生地のこと。

《夏》
白い淡雪羹#4の上に、透明な琥珀#5を流し、みずみずしさを表現しました。
煉切にすり胡麻を混ぜた玉砂利の上を煉製の鮎が泳ぎ、水面に浮かぶ煉製の青紅葉が
涼やかさを感じさせます。
 #5淡雪羹・・・ 卵白を泡立てメレンゲ状にした中に、琥珀液を加えて固めたもの。
 #6琥珀製・・・ 寒天を溶かし、白双糖を加え煮詰め、水飴を加え固めたもの。

《秋》
石畳は、煉切に粉砕したほうじ茶を混ぜた石の周りに肉桂(シナモン)をまぶし、これを
押し固めることで表現しました。
石畳の上の茶色の部分は煉羊羹でできています。
表面の煉切製のイチョウは、根元がやや緑がかった色をしています。
これは、少しでも本物の姿に近づけようとする工夫のひとつです。

《冬》
降り積もる新雪を、道明寺羹#7の上に淡雪羹を重ねた土台に雪輪紋様を配置することで、
表現しました。
雪輪は卵羹でおつくりし、万両の艶やかな実は煉切を琥珀液にくぐらせて本物そっくりに再現しました。
 #7道明寺羹・・・寒天を溶かして白双糖を加え、水で柔らかくした道明寺粉を混ぜ、固めたもの。
           道明寺粉とは、もち米を水洗い・水漬け・蒸して乾燥させ乾飯 (ほしいい)にし、
                             適当な粒に粗挽きしたもの。

菓子の中央には、抹茶入の煉羊羹の上に主役であるお嬢様のお名前と、お誕生日の季節の花
である紫陽花が描かれています。
季節が巡るとともに、人は年齢を重ねていきます。
和菓子オートクチュールに携わる社員も、お嬢様の健やかな成長への願いをこの菓子に
込めておつくりしました。



 虎屋 WAGASHI・HAUTE COUTUREは、お客様だけの特別な和菓子をご用意しています。
(同一のものはお作りできませんので、ご注意ください。)
※ご注文の流れについては、とらやホームページをご覧ください。



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Saturday, July 21, 2012

金魚

先ずは、勢ぞろいした〝金魚〟をご覧ください。














既に〝金魚たち〟の正体にお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか ・・・


                                                 ↓


                                                 ↓


                                                 ↓





そうです、水面に浮かぶ若葉の蔭を金魚が泳ぐ様を表した『若葉蔭(わかばかげ)』の
〝金魚〟なのです。



ひとつずつ手づくりされた〝金魚〟のアップをご覧ください。














目や紅白模様の違いで、それぞれの金魚に個性が感じられます。
『若葉蔭』をお召し上がりの際には、ぜひ〝金魚〟の表情にもご注目ください。


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『若葉蔭』
   琥珀製
   初出年:大正7年(1918)
   価格:1個420円(税込)
   販売期間:7月8日~7月31日
   販売店:生菓子取扱店 ※御殿場店を除く
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Friday, July 20, 2012

瀬戸型でつくる『黒葡萄』


関東甲信地方は7月17日の梅雨明けから猛暑日が続いています。
これから本格的な夏が始まります。

そこで今日は、寒天をつかった涼しげな生菓子、『黒葡萄(くろぶどう)』をご紹介します。









それでは、『黒葡萄』ができるまでをご覧ください。


寒天と黒砂糖、白双糖など煮詰めていきます。

ずらりと並べられた瀬戸型です。


細かなことですが、瀬戸型は傾きのないように
並べられます。
水準器を使い正確に水平を確認しています。

『黒葡萄』の瀬戸型です。
たわわに実った、
艶やかな葡萄の一房をかたどっています。

できあがった時に上から餡が透けて
見え過ぎてしまわないよう、
瀬戸型の7~8分目まで寒天液を流します。


表面の固まり具合を確認して餡をのせていきます。


餡が中央にくるよう、
細やかに調整します。





餡が動かなくなるまで固まるのを待ちます。


一定の重量に仕上がるように計量をしながら、
もう一度寒天液を流します。


一晩固めて型から抜き、
その日の店頭に並びます。


上からも下からも透けて見え過ぎないように、
餡がお菓子の高さの中央にあります。







とらやの生菓子は、毎月2回、半月ごとに種類が替わります。
今日ご紹介した『黒葡萄』は7月31日(火)までの販売です。
ぜひ、お近くの生菓子販売店へご来店ください。



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『黒葡萄』
   琥珀製・白餡入
   初出年:昭和9年(1934)
   価格:420円(税込)
   販売期間:7月16日~7月31日
   販売店:生菓子取扱店
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Wednesday, July 18, 2012

虎屋菓寮のガラス器

虎屋菓寮 東京ミッドタウン店で夏の間だけおつくりしている、『水出しアイスティ』をご覧ください。
ガラス器(グラス)に氷とともに注がれた、佐賀県嬉野の紅茶でおつくりしたアールグレーが、
とても涼しげに感じられます。


















今日は、夏の和菓子や飲み物に欠かせない、虎屋菓寮のガラス器をご紹介します。



ガラス器の製造風景やこだわりを
ご紹介する前に、器に盛り付けられた
『あんみつ』をご覧ください。

ガラス器によって、菓子の涼やかな
表情が高まります。








画像の左隅に、『あんみつ』用ガラス器の〝型〟が置かれて
います。
虎屋菓寮のガラス器は、この〝型〟を使う〝型吹き技法〟
によってつくられます。



ガラス器づくりは、1300度にもなる釜で溶かされたガラスのタネを
竿で巻き取ることからはじまります。
この画像は、巻き取られたタネの形を整えているところです。



足元にセットされた〝型〟に巻き取られたタネをはめて
息を吹き込むことで、整った形に仕上げていきます。
まだやわらかいガラスのタネのかたちを保つため、竿は
常に回転させています。
吹きガラスであるのに、均一できれいな形に出来あがる
理由がここにあります。
〝型〟から取り出した直後は、まだガラスは赤々と
しています。
竿で巻き取るタネの量を毎回同じにすることで、ガラス
の厚みに違いが生まれないようします。
厚みがあると割れにくい丈夫な器となりますが、虎屋菓寮
では繊細な表情を優先し薄めに仕上げています。

急激に冷ますと割れてしまうため、約500度に保たれた
「除冷炉」で2時間かけてゆっくりと冷やします。



ガラス器の不要な部分をきれいに割り取り除き、砂で擦り切り口
を平らにした後、切り口(ガラス器の口元)を焼いてなめらかに
している場面です。ガラスの厚みにより焼き方が異なるため、
熟練した職人の腕が必要となります。
この「口焼き」を強く行うと、牛乳瓶のようにぷっくりとした口元となり
割れにくくなりますが、全体のデザインを大切に必要以上に焼く
ことはしません。

「口焼き」をして熱くなったガラス器を、もう一度「除冷炉」
で冷やし、その後検品して完成です。








最後に、とらや(虎屋菓寮)の器をご覧ください。






















『抹茶グラッセ』のブログでもご覧いただきましたが、漆・ガラス・瀬戸物と素材は違っても、
とらやの菓子や虎屋菓寮の甘味を引き立てる、統一感あるデザインが施されています。
漆器も陶磁器(瀬戸物)も、今日ご紹介した木村硝子店さまにお願いしているガラス器と
同じように、日本の伝統的な技法でつくられています。
※漆器:輪島キリモト製、陶磁器:セラミックジャパン製

虎屋菓寮の器は、とらや東京ミッドタウン店で販売しています。
今日ご紹介したほかにも、漆・ガラス・瀬戸物の銘々皿(菓子皿)や拭き漆の盆など、
オリジナルの器を手にとってご覧いただくことができますので、ぜひとらや東京ミッドタウン店
へご来店ください。


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ガラス器(木村硝子店製)
   価格:ガラス器・中2,625円(税込・あんみつ用)
            ※ガラス器は、735円(蜜用ピッチャー)から2,625円(あんみつ用)まで取り揃えています。
   販売店:とらや東京ミッドタウン店
『水出しアイスティー』
   価格:693円(税込)
   販売期間:6月上旬~9月下旬
   販売店:虎屋菓寮 東京ミッドタウン店
『あんみつ』
   価格:1,155円(税込)
   販売店:虎屋菓寮 赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店・京都一条店・京都四条店
               ※帝国ホテル店・横浜ランドマークプラザ店・新宿伊勢丹・横浜そごうでも販売していますが、
                        店舗により価格が異なります。
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Sunday, July 15, 2012

土用の丑の日と『土用餅』

「土用の丑の日」もすぐそことなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

「土用」とは、本来、陰暦で立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことを指します。
これは、古代中国の陰陽五行説で、それを季節にあてはめた場合、木=春、火=夏
金=秋、水=冬となり、「土」があまります。
そこで、旧暦で四季に分けた90日のうち、終わりの5分の1(18日間)を「土」としました。

このように、「土用」は年に4回あるのですが、現在では、特に立秋前の18日(2012年は
7月19日から8月6日まで)の「夏の土用」を指すことが多くなりました。

















「土用の丑の日」というと鰻を連想しますが、和菓子も古くから食べられていることを
ご存知でしょうか。
「土用の鰻」ならぬ『土用餅』。

夏バテを防ぎ暑さ負けをしないように、滋養豊富な砂糖や小豆を使った餅を食べて力をつけよう
というもので、古くから民間行事として各地に根付いていたと言われています。
ぜひ今年は、『土用餅』で暑さに備えてみてはいかがでしょうか。


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『土用餅』
   種類:黒糖餡
            小倉餡(京都のみ)
   価格:262円(税込)
   重量:NET50g
   販売期間:2012年7月17日(火)~7月19日(木)
   販売店:赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店・帝国ホテル店
               新宿伊勢丹・玉川髙島屋S・C・アトレ目黒1・横浜ランドマークプラザ店
               横浜そごう・日本橋三越・日本橋髙島屋・池袋西武・渋谷東急東横
               京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店・ジェイアール京都伊勢丹
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Thursday, July 12, 2012

祇園祭 と とらや京都四条店

とらや京都四条店は、祇園祭でにぎわう四条通に面しています。

2012年7月15日(日)の宵々山から17日(火)の山鉾巡行まで、京都四条店では
『かき氷』や祇園祭の縁起物である『粽』などの特別販売や、虎屋菓寮の営業時間
を延長をいたします。

山鉾巡りの合い間のひと休みに、ぜひお立ち寄りください。


先ずは、昨年の画像をご覧ください。




京都四条店の前では、法被(はっぴ)を着た店員が
手拭いを巻き『かき氷』をつくっています。
※『かき氷』は18時から販売します。

店舗入口の右側では、『粽』や『羊羹』の販売です。
浴衣を着た店員たちも、この日ばかりは声を枯らす
ほどの大きな声で販売です。



それでは、今年(2012年)の販売商品をご紹介します。


◆ 粽 ◆

祇園祭の宵山で、各鉾や山では粽が販売されます。
これらの粽は「蘇民将来之子孫也」の御符がつけられた、玄関につるす
厄除けのお飾りで、食べられないものです。
とらやでは、1988年(昭和63年)の祇園祭より〝食べられる粽〟を販売しています。
祇園祭の縁起物、『粽』を味わってはいかがでしょう。
『外良粽』
   販売価格:3本束 1,080円
   販売期間:7月15日(土)~17日(月) 3日間
   限定数:各日20束


◆ はんかち風呂敷京都包み ◆











京都の風呂敷の老舗、宮井株式会社様のはんかち風呂敷で、
とらやの京都限定商品を包みました。
   左:はんかち風呂敷京都包み(京の山)   1包み:1,365円(税込)
   右:はんかち風呂敷京都包み(小形羊羹)  1包み(4本入):840円(税込)
・鯉唐草柄はんかち風呂敷(宮井株式会社)
   風呂敷の代表的な柄である「唐草」と、宮井株式会社本社の位置する
   「鯉山町」が擁する祇園祭の山「鯉山」にちなんだ「鯉」を組み合わせた柄です。
   「鯉山」は「登竜門」の故事にちなみ、立身出世・開運を願う意味があります。
   包みを解いたらはんかちになります。
・京都限定『小形羊羹』(とらや)
   京都産の黒大豆と大鶴大豆を煎りあげた黄粉の香ばしい風味が特徴の黒豆黄粉、
   西京白味噌を使用したまろやかな味わいの白味噌の2種類です。
・京都限定『京の山』(とらや)
   春秋の京の山の風情を表わした、和三盆糖の風味豊かな干菓子です。


◆ 『かき氷』の露天販売 ◆

巡行を控えた15日・16日の夜は、山鉾や各町に提灯がともり、お囃子が流れ、
浴衣姿でそぞろ歩く人々など祭気分は最高潮に達します。
暑い京都の夜にあわせて、店先では『かき氷』を販売します。
小さめに掻いた氷に、宇治茶の緑が鮮やかな抹茶蜜または、和三盆糖から
おつくりした和三盆糖蜜を掛けてお召上がりいただきます。
『かき氷』(抹茶蜜・和三盆糖蜜)
   販売価格:各500円(税込)
   販売時間:午後6時~ なくなり次第終了



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京都四条店
   住所:〒600-8004 京都市下京区四条通御幸町西入
   電話:075-221-3027
   営業時間:7月15日(日)宵々山・16日(月)宵山
                       虎屋京都四条店:10:00~20:00
                       虎屋菓寮京都四条店:10:00~20:00(オーダーストップ19:30)
                   7月17日(火)巡行
                       虎屋京都四条店:10:00~19:00
                       虎屋菓寮京都四条店:10:00~19:00(オーダーストップ18:30)
                   通常時
                       虎屋京都四条店:10:00~20:00
                       虎屋菓寮京都四条店:11:00~19:30(オーダーストップ19:00)
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Wednesday, July 11, 2012

とらやの『水羊羹』

夏を代表する和菓子といえば、大半の方が『水羊羹』を上げるのではないでしょうか。
今日は、とらやの『水羊羹』の〝今〟と〝昔〟をご紹介します。
































上の画像は、平成21年(2009)に新装された〝今〟の『水羊羹』です。
これに対して、下の2つの画像が〝昔〟の『水羊羹』です。


とらやが保存容器入の『水羊羹』を発売したのは、
ちょうど50年前の今日にあたる昭和37年7月11日です。
初めにご覧いただいた〝今〟と比較すると、いたって
控えめなパッケージです。

「和三盆糖」「黒砂糖」「抹茶」の3種類の味で、価格は
ひとつ40円です。
当時の記録を確認すると、“昭和三十七年七月十一日
午後 新発売”と書かれています。

 

発売当時のタクシー初乗りが100円、ビール大瓶が115円と考えると、
50年でタクシーは約7倍、ビールは約5倍になりました。
対するとらやの『水羊羹』は、発売当時より小さくなったことを考え合わせると
約6倍の価格です。

発売から6年後の、昭和43年(1968)の水羊羹(下の画像)をご覧ください。
この頃には、「和三盆糖」「黒砂糖」「抹茶」に加えて、「珈琲」「空の旅(白小豆)」
をあわせた5種類で販売されていました。
その後も、「杏子」「ピーナッツ」「挽茶」「小倉」が開発され、その度に味が見直され、
常に4~5種類の味が詰めあわされています。



寒天に焦点を当てた昨年のブログ〝水羊羹と寒天〟もぜひご覧ください。

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『水羊羹』
   価格:315円(税込)
   重量:NET70g(総重量73g)
   販売期間:4月下旬~9月上旬
   販売店:全店・オンラインショップ
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Monday, July 09, 2012

季節の羊羹『夏の山路』





















臥遊録(がゆうろく)は、夏山を 「蒼翠(そうすい)にして滴るが如し」 と形容しました。

『夏の山路』は、緑の煉羊羹で万緑の山を、白の道明寺羹で雪渓を表現した
季節の羊羹です。

盛夏を迎えるこれからの時期に、夏の山の溢れんばかりの鮮やかな緑と、
涼やかな雪渓を思い浮かべながら、季節の羊羹『夏の山路』を
召しがってみてはいかがでしょうか。

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季節の羊羹『夏の山路』
   価格:3,465円(税込)
   サイズ:24.5×6.0×4.0㎝(竹皮包)
   重量:NET700g
   販売期間:6月下旬~7月下旬
   販売店:全店・オンラインショップ
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Saturday, July 07, 2012

虎屋菓寮『抹茶グラッセ』

湿っぽい日が続き梅雨明けが待たれる毎日ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今日は、これから迎えるからっと暑い夏にお勧めの、虎屋菓寮の『抹茶グラッセ』をご紹介します。
















『抹茶グラッセ』は、その名の通り冷たい抹茶です。
パリ店のサロン・ド・テで、冷抹茶を〝MATCHA GLACÉ〟の名でお出ししていたことから、
日本でもフランス語の名が付けられたと考えられています。



『抹茶グラッセ』のご注文をいただくと、
先ず氷を砕くことからスタートします。

抹茶の点て方は、温かい抹茶と変わりません。
100本立ての茶筅を使い大胆に、そして
仕上げは丁寧に点てていきます。



きめ細かな泡や風味を損なわないように、
グラスに注ぎます。








『抹茶グラッセ』は、ご注文いただく度にお茶の風味を大切におつくりしています。
お茶は虎屋特選抹茶『京の調』を使用しています。
お召上がりいただくときには、添えられた白蜜(白双糖からおつくりしている)を入れずに、
先ずは、抹茶の風味をそのままお楽しみいただくことがお勧めです。
宇治金時のブログでも抹茶をご紹介しています。




最後に、虎屋菓寮の器を紹介します。











この画像は、赤坂本店・東京ミッドタウン店・京都一条店の器です。

季節やメニューにあわせて、漆・ガラス・瀬戸物といった異なる素材の器が使われています。

今日ご紹介した『抹茶グラッセ』のガラス器(グラス)は右から4番目です。
器については、またの機会にブログでご紹介しますが、虎屋菓寮にご来店の機会には
ぜひ器にもご着目ください。

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『抹茶グラッセ』
   価格:693円(税込)
            ※帝国ホテル788円(麩焼き付・税込)
   販売期間:通年
   販売店:虎屋菓寮全店
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Thursday, July 05, 2012

松伯美術館|茶話会「虎屋の和菓子」のご案内

松伯美術館(奈良県奈良市)で開催される「没後70年 竹内栖鳳(たけうちせいほう)展」にて、
虎屋が所蔵する「椿樹小鳥図」が展示されます。

この展覧会にあわせて、2012年7月28日(土)29日(日)の2日間、茶話会「虎屋の和菓子」が
松伯美術館にて開催されます。



                        茶話会「虎屋の和菓子」

・場所          松伯美術館・旧佐伯邸(村野藤吾設計)
・開催日       2012年7月28日(土)・29日(日)
・開催時間   各日とも午前11時30分・午後2時の2回
                    ※講話(約1時間)、和菓子試食(約20分)
・定員           先着20名(各回とも)
・料金          1,500円(和菓子、抹茶、美術館入館料込)
・応募方法   往復はがきに、①希望日時②住所③氏名
                    ④年齢⑤電話番号を明記の上、
                    松伯美術館宛にご郵送ください。
                    ※虎屋では受付けておりません
                    ※応募はお一人様1枚までとさせていただきます。
・締切          2012年7月20日(金)必着
                    ※定員になり次第、締め切らせていただきます。




竹内栖鳳は、京都画壇で活躍し、「東の大観、西の栖鳳」と称えられる
偉大な日本画家です。
没後70年を記念した、「没後70年 竹内栖鳳展」では、初期から晩年に至る
名作の数々が一同に展示されます。

虎屋の所蔵品が出展されるというご縁と、竹内栖鳳とともに虎屋も京都出身
であることから、茶話会「虎屋の和菓子」が開催されることとなりました。

当日は、虎屋京都ギャラリーの運営や京都での文化事業に携わる社員が
講話を担当させていだきます。

皆さまのご応募をお待ちしております。


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企画展Ⅱ 京都画壇の画家シリーズⅣ「没後70年 竹内栖鳳展」
   会期:7月18日(水)~9月2日(日)
   開館時間:午前10時~午後5時(入館は16時まで)
   休館日:月曜日
   入館料:大人800円・小学生・中学生400円
   会場:松伯美術館(奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号)
   お問合せ:電話:0742-41-6666
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Tuesday, July 03, 2012

テマヒマ展 × とらや

今日のブログは、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「テマヒマ展<東北の食と住>」共鳴して
誕生した『味噌黒米餅』と『ずんだ羹』をご紹介します。

「テマヒマ展<東北の食と住>」は、今もなお生き続けている、繰り返し根気よく行われる手仕事
〝テマヒマかけた東北のものづくり〟に焦点を当てた展覧会です。
そして、この展覧会の趣旨が、とらやの和菓子づくりや東京ミッドタウン店で開催中の企画展
「和菓子の手仕事展」と通じることから、とらやが特別協力として、東北の食材をつかった和菓子
をつくりこととなりました。











『味噌黒米餅』
Photo:Yusuke Nishibe


秋田県にある石孫本店の味噌「寒仕込み 雪見蔵」の風味を活かすために、味噌に
煮溶かした寒天を加えて固めるという、とらやにとっては新しい製法でおつくりしました。
これを、こし餡と岩手県産黒米粉を使用した餅生地で包むことで、餅・餡・味噌の
織りなす風味や食感の調和をお楽しみいただける特徴ある和菓子です。












『ずんだ羹』 
Photo:Yusuke Nishibe


「ずんだ」とは東北地方の方言で、「枝豆をゆでてすりつぶし調味したもの」をいいます。
山形県産の裏漉しした「だだ茶豆」の枝豆を琥珀羹に加え、煉羊羹と重ねた『ずんだ羹』は、
枝豆特有の味と香りと涼やかな色合いが特徴です。



最後に、開発担当者の『味噌黒米餅』へのコメントを紹介します。

干し菊、油麩、津軽飴、寒干し大根…。初めて口にしたものも含め、可能性を感じた食材
東北から取り寄せ、自分の舌で確かめることから、この菓子づくりが始まりました。
しかし、それ自体は特徴があり美味しかった食材も、菓子として仕立てるとその魅力
引き出されているとは言えませんでした。試行錯誤のなか、石孫本店(秋田県)の味噌
「寒仕込み 雪見蔵」と出会いました。
「寒仕込み 雪見蔵」は、一般的な味噌よりも少し甘く、麹の粒がほどよく残り、口にした瞬間
「餅に合う」と直感しました。「特徴的なこの風味を活かす」「新しい製法に挑戦する」という
想いを持って試作を繰り返す中で、風味を活かすために、味噌に煮溶かした寒天を加えて
固める製法を考案し、さらにそれをこし餡と餅生地で包むことで、餅・餡・味噌の食感や風味を、
段階的に味わえるようになりました。
また、餅には岩手県産黒米粉を用い、さらに焼くことで、独特の香ばしさを引き立たせています。
味噌と餡と餅、それぞれの味を邪魔せずに素材本来の味が楽しめる、新しい菓子です。

ぜひ、この新しい菓子を召し上がってみてください。


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『味噌黒米餅』
   価格:420円(税込)
   販売期間:2012年4月26日(木)~8月26日(日)
   販売店:東京ミッドタウン店
『ずんだ羹』
   価格:420円(税込)
   販売期間:7月4日(水)~8月26日(日)
   販売店:東京ミッドタウン店
「テマヒマ展 〈東北の食と住〉」
   会期:2012年4月27日(金)〜8月26日(日)
   休館日:火曜日
   開館時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)
   会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内)
   入場料:一般1,000円・大学生800円・中高生500円・小学生以下無料
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Monday, July 02, 2012

お中元


早いもので、平成24年も半分を過ぎ7月となりました。
百貨店のギフトセンターも盛りを迎え、お中元を買い求めるお客様で混雑しています。

お中元の謂れは諸説ありますが、古代中国の道教の三官信仰(さんかんしんこう)に
由来するとされるのが一般的です。
道教の三官信仰は、上元(1月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)といった
「三元」#1の日に天神を祭ったようです。
この三官(三元)のうち、中元の慈悲神様が仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」#2(お盆)
の行事と結びつき、仏様の供物を親戚縁者や近所に贈る習慣となったようです。
現在のお世話になった方へ物を贈る中元は、1年を半年ずつに盆と暮で分けて
1年の前半のお礼を7月1日から15日に、中元として贈るようになったといわれています。



水羊羹・夏羹詰合せ2号


それでは、とらやのお中元のお勧めを紹介いたします。
『水羊羹・夏羹詰合せ2号』(右の画像)は、夏菓子の定番
『水羊羹』と、日本の果実を寒天でかためた『夏羹』を組み
あわせた、この季節ならではの詰合せです。


 
水羊羹





とらやの『水羊羹』は、みずみずしさと、しっかりとした煉りが特徴です。
和三盆糖・小倉・黒砂糖・抹茶の4種類の味をご用意しています。
※水羊羹は、昨年のブログでも紹介しています。




夏羹各種



『夏羹』は、日本の果物の風味を大切に、和菓子の材料「寒天」にこだわった夏向けの涼やかな和菓子です。
巨峰・南高梅・青柚子・金柑の4種類の味をご用意しています。
※詳しくはホームページをご覧ください。










とらやオンラインショップでは、今日ご紹介した『水羊羹・夏羹詰合せ2号』の他にも、
お中元に相応しい商品をご紹介しています。
ぜひ一度、とらやオンラインショップをご覧ください。


#1:「三元」大辞泉より
中国,三元は本来,歳・日・時の始め(元は始の意)である正月1日を指したが,六朝末期には道教の祭日である上元・中元・下元を意味し,それぞれ正月・7月・10月の15日を指すようになった。天官・地官・水官のいわゆる三官(本来,天曹(てんそう)すなわち天上の役所を意味したが,しだいにいっさいの衆生とすべての諸神を支配する天上最高の神となる)がそれぞれの日,すべての人間の善悪・功過を調査し,それに基づいて応報したという。
#2:「盂蘭盆会(うらぼんえ)」大辞泉より
7月15日を中心に祖先の冥福(めいふく)を祈る仏事。江戸時代からは13日から16日にかけて行われ、ふつう、迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚(しょうりょうだな)を作って供物をそなえ、僧による棚経(たなぎょう)をあげ、墓参りなどをし、送り火をたいて、霊を送る。現在は、地方により陰暦で行う所と、一月遅れの8月15日前後に行う所とがある。



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