Saturday, June 30, 2012

7月7日は晴れますように

7月7日は七夕。

牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)が天の川を渡って出会うという
中国の伝説に、日本古来の禊(みそぎ)の風習などが加わり、
今日に続く五節句のひとつになったといわれています。

















とらやでは、7月1日から七夕にちなみ琥珀製『天の川』を販売いたします。
ななめに配した煉羊羹を天の川に、白い胡麻を星に見立てました。

7月7日までに梅雨が明けるのは難しそうですが、
せめて一夜、織姫と彦星が出会えるこの日は晴れますように。


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『天の川』
   価格:1個420円(税込)
   販売期間:2012年7月1日~7日
   販売店:赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店
         帝国ホテル店・新宿伊勢丹・玉川髙島屋S・C
         アトレ目黒1・横浜ランドマークプラザ店・横浜そごう
         京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店
         ジェイアール京都伊勢丹
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Thursday, June 28, 2012

虎屋文化講演会|内藤廣氏

虎屋菓寮 京都一条店の新装開店3周年を記念して、「虎屋京都店の建築」を
テーマに虎屋文化講演会を開催しました。
今日のブログは、2012年6月17日(日)行なわれた虎屋文化講演会の内容を
ご紹介します。














          <虎屋文化講演会>
            テーマ   虎屋京都店の建築
            講師  内藤廣氏(建築家)
            日時  2012年6月17日(日)午後1時~2時30分
            定員  30名様(先着順)
            料金  お一人様3,150円(税込)
            場所  虎屋 京都ギャラリー(虎屋菓寮京都一条店 横)


講師の内藤廣氏は、京都一条店・東京ミッドタウン店・御殿場店といった
とらや直営店とともに、とらや工房の設計をしてくださった建築家です。

講演会は、「虎屋菓寮 京都一条店は“豊かな時間を過ごせる場所=時間価値
のある空間”という構想で設計した」とおいうお話からスタートしました。

京都一条店は、「四阿(あずま)屋のように待つため
の場所、つまり建物自体でなくその空間と眺めに
意味がある場所」としてつくられました。
庭と連続した喫茶の客席は、建物としての「空間価値」
ではなく、その中でいかに自由で豊かな時間を味わう
ことができるのかという「時間価値」に比重を置いた、
内藤氏ととらやの想いが詰まった空間なのです。

講演会後半では、京都一条店の建築の見どころや
今後の建物のあり方などの建築の話や、ご参加
いただいた皆さまの質疑に答えてくださいました。
質問は、震災・政治・哲学的な話題まで盛り沢山
内容となりました。




ご参加者の皆さまは、講演会終了とともに建物や庭を詳しく見学されたり、
虎屋菓寮で菓子を召しあがったりと、思い思いに「空間」と「時間」を楽しんで
いらっしゃいました。

京都へお越しの際は、ぜひ京都一条店にお立寄りいただき『時間価値』を体感
してみてはいかがでしょうか。

今後も、虎屋京都ギャラリーでは様々な催しを企画しています。
とらやホームページの新着情報でお知らせしますので、ぜひご確認ください。


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※虎屋菓寮 京都一条店の以前のブログ

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Wednesday, June 27, 2012

フェルメールを感じる、特製羊羹

6月30日、東京・上野の東京都美術館にて「マウリッツハイス美術館展」が開幕します。
一番の注目はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。
誰もが知っている少女に出会える、貴重な展覧会です。








ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
1665年頃 マウリッツハイス美術館蔵


さて、この「マウリッツハイス美術館展」にあわせて、〝フィール・フェルメール〟
(生活シーンの中でもフェルメールを感じようという)プロジェクトが立ちあがりました。
とらやも、「メシアガルフェルメール」をテーマとして、このプロジェクトに参加しています。

フェルメールが活躍した17世紀後半は、それまで素朴なものがほとんどだった菓子に
銘や意匠が取り入れられ、今日のような芸術性をまとった和菓子へと大成した時代です。

そこで、「もしフェルメールが日本を訪れ、とらやに羊羹を注文したら」という発想で、
特製羊羹『蒼ノ調ベ(あおのしらべ)』をおつくりしました。

フェルメールブルーを思わせる青い道明寺羹、
やわらかな光を感じさせる白い道明寺羹、
陰影をはらんだ黒い煉羊羹の三層が織りなす
色彩や味わいのハーモニーをお楽しみいただけます。




マウリッツハイス美術館のスタッフの方々も、どのような味なのか
楽しみにしてくださっているそうです。
オランダの方々は、和菓子をどのように感じるのでしょうか…


『蒼ノ調べ』は、東京都美術館のほか、
一部の直営店でも販売します。
五感でフェルメールを感じられるこの羊羹、
この夏のおすすめです。




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特製羊羹 『蒼ノ調ベ』
   販売期間:2012年6月27日~9月中旬
   価格:1本1,953円(税込)
   重量:NET390g
   販売店:赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店
                東京都美術館内ショップ(2012年6月30日~9月中旬)
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※ とらや池袋西武売店でも、西武池袋本店にて開催される「フェルメール 光の王国展」にあわせて、
    7月1日(日)~7月16日(月)限定で特製羊羹『蒼の調べ』を販売します。

 

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Monday, June 25, 2012

夏越の祓と『水無月』

6月30日は、12月の大晦日と並ぶ大祓(おおはらえ)の日です。
1年の半分が過ぎるので、半年分の穢(けが)れを祓い清める行事(神事)
が行なわれます。
旧暦の夏の終わりの日であることから、夏越の祓(なごしのはらえ)または
水無月祓(みなづきばらえ)と呼ばれます。
また、暑さが厳しい時期であることから、疫病などの災厄を祓い無病息災を
願う意味もあるようです。
※詳しくはホームページをご覧ください。






















京都では、夏越の祓に『水無月』(画像上)を食べる習慣があり、6月になると
あちらこちらの和菓子屋で売られます。

三角の形は、神事に使う御幣(ごへい:神祭用具)を見立てたという説のほか、
「氷室の節句」(陰暦6月1日に氷室の氷を宮中や幕府に献上する)に因み、
氷を見立てたとも言われます。
上に散らされる小豆は、赤い色が邪気を祓うと信じられたためといわれています。

とらやでは、『水無月』(画像右)と『白水無月』(画像左)をおつくりしています。
一般的な外良生地のものが『白水無月』、白下糖(和三盆糖の精製段階でとれる
サトウキビの絞り汁を煮詰めたもの。赤茶色の水飴状の砂糖)を使いおつくり
しているものが『水無月』です。
※詳しくは岡田製糖所ホームページをご覧ください。

大正時代の絵図帳には、三角の形をした『水無月』が描かれていますが、
それ以前の資料には丸などの違う形をした『水無月』も認めることができます。

とらやでは、6月25日から30日まで『水無月』『白水無月』をおつくりしています。
皆さまも、残り半年の無病息災を願いながら、水無月を召しあがってみては
いかがでしょうか。


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『水無月』『白水無月』
   初出:享保11年(1726)
   販売期間:2012年6月25日~6月30日
   価格:231円(京都地区を除く・税込)
            284円(京都地区・税込)
   重量:40g(京都地区を除く)
            50g(京都地区)
   販売店:赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店・帝国ホテル店
               新宿伊勢丹・玉川髙島屋S.C.・アトレ目黒1・横浜ランドマークプラザ店
               横浜そごう・日本橋三越・日本橋髙島屋・池袋西武・渋谷東急東横
               京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店
               ジェイアール京都伊勢丹
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Friday, June 22, 2012

とらや御殿場店と『四季の富士』

御殿場は、とらやと大変ゆかりの深い場所です。
今日は、この地にある直営店の御殿場店と、特製羊羹『四季の富士』をご紹介します。

































昭和53年(1978)に稼動した 御殿場工場、昭和55年(1980)に開店した御殿場店
(画像上は2006年に移転・新築した現在の店舗)、そして平成19年(2007)に
「和菓子屋の原点を今の時代に再現したい」との想いからはじまった とらや工房 まで、
御殿場はとらやにとって、とても大切な場所なのです。


そんな御殿場の中心地に位置するのが御殿場店です。

暖簾をくぐり店内に入ると、この店舗限定で販売
している、特製羊羹『四季の富士』が目に入ります。
この羊羹は、御殿場から見ることができる、
四季折々の美しい富士の山容を表現したいと、
昭和63年(1988)に誕生した羊羹です。



春夏秋冬、それぞれの意匠をご覧ください。














色や素材を変えて、四季ぞれぞれの富士を表わしています。
夏場(6~8月)は、雪が消え夏の装いとなった富士と、青の琥珀羹で夏の空を表現した、
『四季の富士・夏』を販売しています。
琥珀羹は主に夏の菓子につかわれる素材で、寒天を溶かし白双糖を加え煮詰め、
砂糖結合水飴を入れ固めたものです。
くちなしで琥珀色に染めたことから、琥珀と呼ばれるようになったと言われています。

『四季の富士』は、併設の虎屋菓寮(喫茶)でもお召し上がりいただけます。
御殿場にお出掛けの折には、ぜひ御殿場店にお立ち寄りください。


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『四季の富士』
   価格:3,465円(税込)
   サイズ:24.5×6.0×4.0㎝(竹皮包)
   重量:NET700g
   販売店:御殿場店
   販売期間:春…3月上旬~5月下旬
                   夏…6月上旬~8月下旬
                   秋…9月上旬~11月下旬
                   冬…12月上旬~2月下旬

御殿場店
   営業時間:10時~19時(元旦を除き無休)
                   ※虎屋菓寮11時~18時半
   住所:静岡県御殿場市新橋728-1
            地図はこちら
   設計:内藤廣建築設計事務所
                http://www.naitoaa.co.jp/090701/works/tra/works.html
   施工:鹿島建設

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Monday, June 18, 2012

季節の羊羹 中形『青梅の露』

今年の関東甲信越・北陸の梅雨入りは6月9日。
梅雨を迎え、ぐずついたお天気が続いています。

そんな季節におつくりしている季節の羊羹が『青梅の露』です。













梅雨時になると、ふくらみを増す青梅。
梅酒や甘露煮など、日本人の生活とも関わりが深く、
酸味のある清々しい味わいです。
緑の琥珀羹と、青梅を煉りこんだ羊羹を重ねた
『青梅の露』は、きざんで蜜漬けした青梅の食感も
あわせてお楽しみいただけます。

梅雨冷の日は温かいお煎茶と、夏本番を思わせる
梅雨晴れの日には冷煎茶と…
季節の羊羹 中形『青梅の露』を、梅雨の楽しみの
ひとつとしてはいかがでしょうか。


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『青梅の露』
   価格:1,953円(税込)
   販売期間:2012年6月17日~7月下旬
   サイズ:18.7×5.5×3.2㎝
   NET:390g
   販売店:全店オンラインショップ
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Friday, June 15, 2012

嘉祥の儀式と和菓子の日


かつて、6月16日には菓子を食べて厄除招福を願う、嘉祥(かじょう)の儀式が
宮中や武家で行われていました。
江戸時代には、江戸城の大広間に約2万個の菓子が並べられ、将軍から大名や
旗本に分け与えていました。












江戸城内の公式の場である「表」で行なわれた年中行事や遊興の情景が描かれた、
「千代田之御表」の1点の「六月一六日嘉祥ノ図」からも、嘉祥の儀式の盛大な様子
がうかがわれます。
とらやホームページでもご紹介しています。



そして、この嘉祥にちなみ昭和54年(1979)に制定されたのが「和菓子の日」です。

この絵図は、大正時代の
「御菓子見本帳」に描かれた
『嘉祥菓子』です。
「和菓子の日」が制定されて
からは、6月16日に数量を
限定しておつくりしています。
江戸時代末期に嘉祥にあわせて
宮中などへお納めした菓子を、
檜葉をひき土器(かわらけ)に
盛りました。


それぞれの菓銘は、真上より時計回りに『武蔵野』『源氏籬(げんじませ)』『桔梗餅』
『伊賀餅』『味噌松風』『朝路飴』『豊岡の里』(中央)です。

『嘉祥菓子』七ヶ盛
販売日:2012年6月16日(土)
価格:2,447円(税込)
販売店:赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店
             帝国ホテル店・新宿伊勢丹・玉川髙島屋S・C
             アトレ目黒1・横浜ランドマークプラザ店・横浜そごう
             京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店
             ジェイアール京都伊勢丹
※一部の菓子に「卵」「小麦」「大豆」を含む


明日6月16日(土)は「和菓子の日」です。
和菓子を食べ、厄除招福を願ってみてはいかがでしょうか。

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「和菓子の日」の限定商品は、5月31日のブログでもご紹介しています。


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Tuesday, June 12, 2012

虎屋菓寮|『冷し白玉胡麻餡添え』

天保9年(1838)に江戸で刊行された「東都歳時記」の五月の項には、「此月より冷水・
心太・白玉餅売ありく」と書かれ、当時から白玉は夏の風物詩であったことが窺われます。

今日は、虎屋菓寮の初夏を告げるメニュー『冷し白玉胡麻餡添え』をご紹介します。

















もち米に水を加えながら石臼で挽き、出てきた液を脱水乾燥させた粉が白玉粉です。
昔は寒中につくられたことから、寒晒粉(かんざらしこ)とも呼ばれます。

虎屋菓寮では、冷たい水で糯米を丹念に晒しつくられた白玉粉を使い白玉を
おつくりしています。
『冷し白玉胡麻餡添え』は、つくりたての白玉の表面はつるっと、歯ごたえはもちっとした
食感と、北海道産選小豆からつくられた御膳餡にペースト状に擦った黒胡麻をあわせ、
なめらかに仕上げた胡麻餡の取り合わせが特徴です。


『冷し白玉胡麻餡添え』は、今月(6月)だけのメニューです。
虎屋菓寮へお越しの際には、ぜひお試しください。


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『冷し白玉胡麻餡添え』
   販売店:虎屋菓寮 東京ミッドタウン店・銀座店・帝国ホテル店・
                横浜ランドマークプラザ店・横浜そごう・新宿伊勢丹・
                御殿場店・京都一条店・京都四条店
   販売期間:2012年6月1日~6月30日
                  ※京都一条店・京都四条店は8月31日まで販売いたします。
   価格:煎茶または抹茶付 1,071円(税込)  抹茶グラッセ付 1,134円(税込)
            *帝国ホテル店は内容・価格が異なります
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Friday, June 08, 2012

京都限定商品のご案内|『宇治の川波』


ブログをご覧の皆さまには、虎屋発祥の地が京都であることはご存知
いただけているかもしれませんね。

今日は、発祥の地「京都」で、京都産の原材料を使いおつくりしている、
湿粉製棹物をご紹介します。



















湿粉製棹物は、餡と餅粉・上新粉を混ぜてもみ、こし網で漉して
そぼろをつくり枠に入れ蒸した生地で、羊羹を挟んだ半生菓子です。


上の画像(京都駅の広告です)は、四季に合わせておつくりしている
春夏秋冬それぞれの、京都限定の湿粉製棹物です。

全地域でご用意している湿粉製棹物とは別に、京都産の原材料を使い
おつくりしています。





夏場(6~9月)は、京都産の宇治茶(抹茶)入りの白小倉羹を、緑と白の
そぼろで挟んだ『宇治の川波』です。
宇治茶入の白小倉羹を挟んだ意匠は、滔々(とうとう)と流れる夏の宇治川
をイメージさせます。

発祥の地「京都」を感じていただける、京都だけの菓子です。
京都へお越しの際のお土産や、京都を感じていただける贈り物として、
『宇治の川波』はいかがでしょうか。


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『宇治の川波』
   販売期間:6月上旬~9月下旬
   価格:1,953円(税込み)
   販売店:京都一条店・京都四条店・京都髙島屋
               大丸京都店・ジェイアール京都伊勢丹
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Tuesday, June 05, 2012

『葛焼』


『葛焼』は、「葛」「白双(しろざら)糖」「餡」を混ぜたものを枠に流して蒸し上げ、
四角く切り全面に小麦粉をまぶし銅板で焼いたお菓子です。

画像の通りとても地味な姿かたちをしていますが、とらやの社内では『栗粉餅』や
『残月』のように人気がある菓子です。
今日は、この『葛焼』のこだわりを、製造風景を交えてお知らせします。

先ずお伝えしたいことは、素材にこだわることです。
『葛焼』独特の〝ぷるっ〟とした弾力ある食感のためには、奈良県吉野地方で
伝統の製法でつくられた葛粉が欠かせません。
この葛粉を使い、品質の高い北海道産の小豆と白双糖から調製した御膳餡と
混ぜ、生地が〝ぷるぷる〟になるまで煉り上げる火加減やタイミングこそが、
『葛焼』独特の食感にするための、最も大切な工程といえます。


その後、蒸してから枠に流し冷しかため、仕上げとなる焼き上げとなります

この画像は、表面に生の小麦粉を付け、「十文字」と
呼ばれる銅版で焼くところです。
「金鍔(きんつば)」のように水溶きした小麦粉は使いません。
手を添え押している場面からも、『葛焼』の弾力が窺われます。

焼き上がったばかりの表面をご覧ください。
この後、小麦粉に水分が移り馴染むため、仕上げ直後の
表面には白味が多く感じられます。
げすぎず風味良く焼き上げるために、目を離すことなく
ていねいに仕上げていきます。



『葛焼』は、6月15日(金)までの販売です。
葛と小豆の風味と、何にも例えがたい独特の食感を、ぜひこの機会にお試しください。


また、赤坂本店では、「お三日」※にあたる2012年6月15日(金)に『葛焼・紅』を
限定でご用意いたします。
『葛焼・紅』は、小豆に代え白小豆を使用して
おつくりしています。
定番の『葛焼』とはひと味違う、白小豆の上品な
味わいをお楽しみください。
※ 三日:江戸時代の毎月の式日で、朔日(ついたち)・
   十五日・二八日の称(広辞苑より)


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『葛焼』
   初出年:明治40年(1907)
   販売期間:2012年5月16日~6月15日
   価格:420円(税込み)
   販売店:赤坂本店・東京ミッドタウン店・銀座店・日本橋店
               帝国ホテル店・新宿伊勢丹・玉川髙島屋S・C・アトレ目黒1
               横浜ランドマークプラザ店・横浜そごう・御殿場店
               京都一条店・京都四条店・京都髙島屋・大丸京都店
   ※小麦を含む

『葛焼・紅』
   販売日:2012年6月15日
   価格:420円(税込み)
   販売店:赤坂本店  ※50個のみの限定販売となります
   ※小麦を含む
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Saturday, June 02, 2012

虎屋菓寮 赤坂本店|冷し抹茶汁粉 限定販売

「抹茶の苦味・渋みと、とらやの菓子のしっかりとした甘さが引き立てあう」
このような抹茶が、とらや特選抹茶『京の調(きょうのしらべ)』です。

虎屋菓寮 赤坂本店では、2012年6月1日(金)から7月20日(金)まで
この『京の調』を使った『冷し抹茶汁粉』がメニューに加わります。


















『冷し抹茶汁粉』は、2008年に開催した虎屋文庫展「源氏物語の1000年」
にあわせて、宇治十帖から想を得て宇治抹茶『京の調』を使いおつくりした
限定メニュー『抹茶汁粉』を夏向きにしたものです。
※宇治十帖:源氏物語四十五帖から五十四帖は宇治を舞台とすることから宇治十帖といわれる


この画像は、抹茶『京の調』を漉すところです。
この後に、和三盆糖仕立ての白小倉汁粉に、
『京の調』から調製した特製抹茶蜜をあわせ
ておつくりしています。
抹茶は、変色・変質が早いため少量ずつ漉し、
ご注文毎に『冷し抹茶汁粉』を仕上げています。




ブログをご覧の皆さまは、湯の温度や量を変えて季節にあわせた抹茶を
楽しまれているのではないでしょうか。
この『冷し抹茶汁粉』も、夏場の抹茶やお汁粉の楽しみ方のひとつとして、
ぜひ虎屋菓寮 赤坂本店でお試しください。


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『冷し抹茶汁粉』
   販売店:虎屋菓寮 赤坂本店
   販売期間:2012年6月1日(金)~7月20日(金)
   価格:1,365円(税込)
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